小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

子供の習慣化に必要な3つの準備 『小学生の学力は「計画力」で決まる!』より

f:id:kesuke03:20161124060317p:plain

最近、読書の習慣づけを心がけるようにしていて。

朝起きてすぐの10分

空いている5分

教室での読書時間10分

お風呂で10分

電車で10分

歯医者の待ち時間10分

と少しずつ少しずつ積み重ねて、読書中毒になりたいと思っています。

 

 

ここ最近、よく我が家の本棚を漁って

昔読んでいた本や、読み途中だった本を見つけては読み返しています

その中で見つけた本がこちら

 

4年前に衝動買いした本。

”家庭学習コンサルタント”の坂本七郎さんの本。

読み返してみると今に繋がるヒントがたくさんあって。

結局は「習慣力」だなとよく思います。

 

この本の中にも自分で学習を進めるための色々なメソッドが書いてあります。

これって何も小学生限定ではなくて、大人にも同じことが言えます。

 

この本は主に計画を立てる力を養う事をメインで書いていますが

三章にこんな事が書かれています

いくら良い設計図があっても、良い工事が行われなければ欠陥住宅になってしまうのと同様に、いくら良い計画表ができても、実行がうまくいかなければ学習の習慣化や学力アップは望めません。

 

とても共感しました。

 

子供に習慣化する力をつけるために必要な3つの準備があります。

 

①子供の意思の確認

 一緒に計画を作っても、最終的に実行するのは子供。

 張り切りすぎる大人の姿を見てモチベーションが下がったり、不安が募ったりする事

 があります。あくまでも主体は子供。

「この計画表はあなたのもの、実行するかどうかはあなたが決める事。どうしたい?」

 と問い、子供の意思を確認します。

 ここで不安な顔や、低い意欲の様子を見たら、そのままだと三日坊主で終わります。

 もう少し簡単なものにするなど寄り添った対応が必要になります。

 

②学習計画の共有

 計画は一緒に見られるところに置いておく必要があります。

 一緒に作ってあげたら、それをもう一部コピーしてリビングなど一緒に見られる場所に置いておくことで声を掛けやすくなります。

 また、ついついテレビなどを見て時間を過ぎてしまうことがあります。

 そういたリスクに対しては事前に「このような場合は、こういう声をかけるよ」ということを予告しておく必要があります。

 それをせずして、「宿題をやるって計画したでしょ!!」と言われても、子供の心には納得感よりも反発心の方が勝ってしまうのです。

 

③学習スペースの整理整頓

 子供が学習机に向かったときに、視野の180度に誘惑物がないか確認しておく必要があります。どうしても勉強中に他のことが手につくことってありますよね?

 リビングでの学習が最近いいと謳われていますが、これもこの要素が強いようです。また図書館やカフェで勉強すると効率が高まるのは、この「余計なものがないから」という要素からです。

 環境整備をしてあげるだけで子供の集中力は高まります。教室でも同じですね。

 

だけど

 

これだけで習慣化できるほど甘くありません。

それ以外にもご褒美をあげていくこと、頑張りを視覚化するために「お楽しみマップ」というのを作ることが推奨されています。

できたことにシールをあげて、毎日埋めていくのを楽しむものです。

下記を参照してください。

計画表のひながたダウンロードページ(小学生の学力は「計画力」で決まる!)

 

それ以外にも、時系列での対策も書いてありました。

1週目 とにかく実績を作っていく

ハードルを下げてでも、できたことを積み重ねていき、できたことを自信に変えていく。

 

2週目 中だるみ対策をする

ここで出てくるのが「気分が乗らない」問題

これに対しては、「勉強の準備だけしたら?」とか「まずは一問だけ解いてみたら?」と声をかけることや、非日常空間での勉強、ノルマ化などが書かれています。

ポジ的なアメとネガ的なムチを使いながら、とにかく続けさせる

 

3週目以降 計画の最適化

ここまで続けてきたら、「こっちの時間の方がやりやすい」とか「こうした方がもっといい」ということがわかってきます。それに合わせて最適化していくとより習慣が持続します。

 

こんなことが書かれていました。

全て教室でも同じことが言えると思いました。自分の指導でも、子供への指導でも。見える化することってものすごい大事です。

 

 

 

 

最近、脳科学者の茂木さんのブログを読みました。

茂木さんも結局はやる気だけではなく、習慣力だと話していました。

lineblog.me

 

同感です。

 

一瞬のやる気はよく出るんだけれど、それが持続しない。

そんなことばかりです。

 

子供に習慣力をつけたい。

我が子にも、我が学級の子にも。