小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

昨日の学び 【新学習指導要領 】

昨日、市内の研究会があった

 

私は体育を専門としているので体育部へ

中学年のミニハードル走が行われた

ハードルの高さを工夫した単元構成

リズムの良い授業・指導

自分よりも年下の先生が行った授業だったが大変学ぶことが多かった

 

その授業の講師は白旗和也先生

日本体育大学の先生で、数年前までは文部科学省の体育の教科調査官もされていた。昨年膝詰めでお話をさせていただく機会があったのだが、どこまでも追求していく方で、ものすごい行動力が伴った方だった。様々な研究、授業実践を経て現職にあたられているので、そのご指導は大変わかりやすく学びが多かった

 

昨日の指導講評の中心は、今度改定される次期学習指導要領についてだった。

 

いくつか印象的だった言葉や事柄を中心にまとめてみることにする。

 

①アクティブラーニングではない

 

改定される審議のまとめをみていくなかで、これまでアクティブラーニングが世に取りざたされて来た。どこもかしこもアクティブラーニング、どの教科でもアクティブラーニング、アクティブラーニングは必要か必要じゃないか、これはアクティブラーニングかアクティブラーニングじゃないか。書籍も多数出ているし、もはや次期学習指導要領の目玉と思っていたし、世の中にもそう思われている。

 

しかし、そこではない。という話だった。もう中心はアクティブラーニングではなく、「主体的・対話的で深い学び」なのだと仰っていた。

 

 

②一番大切なのは 『課題』

 

「主体的・対話的で深い学び」の実現のために重視されていることとして、主体的な学び・対話的な学び・深い学びの3つ、それぞれにおいて大切なことが示されている。その3つの中にどれも入っているものは『課題』である。

課題はすごく簡単に言うと、児童が『何を学ぶかがはっきりとわかること』である。そしてその課題は、教師から一方的に与えられたものではなく、自分で作るもの見つけるものである必要がある。

 

何を目指していくのかがはっきりしていることが何よりも大切だと言われていた。

 

③面白い実践

 

体育を専門とする教員の割合は10%弱らしい。

つまり職員室にいても2人ほど。小規模校だと1名。我が校でも私だけだ。

そうすると、体育を専門とする人をいくら鍛えても仕方がないことに気づいたと白旗先生は言う。

だからそうではない90%の人にいかに体育のことを身につけていくかが問われる。そういう実践をいまされているそうだ。

 

A先生

体育がバリバリの先生

かなりの実践家で有名な男性の先生

 

B先生

体育の勉強がしたくて初めて体育部に入った

どこにでもいる女性の先生

 

この二人の高跳びの授業を形成的評価をして子供たちの意欲や達成度、効用感を測っていったそうだ

 

A先生は実践もあり、このように学んでいくといいという道筋を提示され、上手な子をお手本としてみんなに見せていく

 

B先生は、初めにできる高さを跳ばせ、その後「もっと跳べるようにするためには?」と問いかけながら子供たちとともに授業を作っていた

 

意欲や技能は結果的にB先生の方が上回ったという。

 

A先生は上手な子をお手本に出し、それによって「私はできない」「あんなの無理」と有用感・意欲の低下をもたらしてしまった。

 

 

一方B先生は、できることから始め、問いかけながら意欲や有用感を大切にし、子供の気づきを重視した。最後まで意欲が続き、結果的に好記録がでた

 

A先生はその後指導力を発揮し、後半伸びたようだが最後まで逆転することはなかった

形成的評価でこれは証明されたという。

 

 

まとめ

課題

問い

気づき

 

やっぱりこれが大切だ。

だけど、何も新学習指導要領になったからじゃない。改めてその大切さが認識されだだけだ。

 

 

そんなことに気付かされた指導講評でした。

昨日も多くの学びをいただきありがとうございます。