小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

私の『学び合い』レポート

『学び合い』レポート

 

この3学期から、新潟県にある上越教育大学の西川純教授の提唱する『学び合い』に取組んでいる。正しくは『学び合い」で取組んでいる。

 

全てではないし、ほんの一部の教科だけ。主に算数でそうしている。

それについて今日はレポートしていく。

 

学び

①5年以上前にこの本を読んだ。 

クラスが元気になる! 『学び合い』スタートブック

クラスが元気になる! 『学び合い』スタートブック

 

 「学び合い」については、なんとなくはわかっていた。

でも詳しいやり方、実践方法はわからなかった。

 

 

②このブログでよく『学び合い』の考え方に触れていた。

nao_takaの『縦横無尽』

以前の私は、悩みから抜け出すには「教員としての力量を高めるしかない」と考えていた。知識を増やし、指導法を工夫し、教材研究をし、子供達に好かれ、あこがれの「あの先生」のようになりたい。そう考えていた。

しかし、今ではその考えを捨てた。この考えでは、どうしても解決できない悩みがあったからだ。

今は、ちょっと違う考え方で、悩みの沼から抜け出している。
それは、「子供達自身が問題を解決できる学級を作る」ということだ。

なおたかさんは腹の底から『学び合い』の実践を信じている方で、その言葉に感化されている。

 

③私の憧れの岩瀬直樹先生のスタイルがこのやり方に近い。

さらに✖︎探求学習も絡めているようなものだが。

そして、上記のなおたかさんのところに岩瀬先生が参観に行かれている記事を見た。

 

だんだんと点が線になって繋がってきた。

 

 

④この動画を見た。(もっと見たい方はロング版を)

find-activelearning.com

 

このように『学び合い』を進めるのか〜と子供の姿を通して知った。

 

 

⑤さらに詳しくなるために

西川純教授の『学び合い』についてのyoutube動画を見まくった。

www.youtube.com

 

 

根底となっている考え方と自分の考え

なおたかさんのブログで書いてあったように

「子供達自身が問題を解決できる学級を作る」

ということを狙っているんだと思った。

 

そしてその背景には、西川先生は

・教師一人で30人以上の子供を教えるのには限界がある。

・2割のできる子が一緒に教えていった方がより効果的なのは間違いない。

・子供達は力を持っていて、それを十分に発揮できていない

そう言い切っている。

テストの点数も上がる、そう言い切っているし証明もされているそう。

 

一斉学習で、わからないことがあり、「先生!」と手を挙げて先生が来るのをただひたすら待つ。あれって確かにものすごくナンセンス。

先生が優位に立って効率悪く一人ずつ教えていくための、「規律」ある授業態度。

 

そうではなく、互いに教えあって解決していく。互いに学び合って全員で解決に向かう。

赤坂真二先生が本で書かれている「集団で解決する力」を高め、学級としても団結力を高めていく。

ただ

「三角形の面積を求められるようになろう」

というめあてではなく、

学級みんなが、三角形の面積を求められるようになろう」

というめあてを立てることで、助け合えるようになる。そしてそれは集団の目標になると本に記されていて、それを参考にした。

スペシャリスト直伝! 学級を最高のチームにする極意

関連記事

 

www.kesuke03.xyz

 

 

つまり

自分の指導の限界を感じてきている×集団としての力を高めたい

ということで『学び合い』に行き着いた。

というか子供達が持っている力を、十分発揮させていない自分に気づき始めた。

 

 

実践してみた

「全員が◯◯をできるようになろう」

学習課題を提示した後、私は以下の話をした。

・君たちだけで今日は学習を進めること

・先生は丸付けをするのみ

・何かわからないことがあったら、近くの人と遠慮なく話しなさい。

・途中でもわからなかったらどんどん聞くこと

・席を離れても構わない。相談に行っても構わない。

・授業終了までにこの学習課題が達成できるように自分でできることを考えて。

 

そう言って5分話し、振り返りの終わり5分を抜いた、45分中の35分を子供達に託した。

 

いつも通り「真剣(風)に」取り組むこどもたち。

・わからないことが言えることは良いことなんだよ〜

そう言いながら、回っていった。

途中でつまずきながら、近くの友達に声をかけるこどもを評価する。

この時、教師が評価していくのはできている子よりも、「教えてもらおうとする子」と「教えようとしてくれている子」の姿を褒める。

 

徐々に丸がもらえ課題をクリアする子が現れる。

その子たちに教えをもらい、合格する子が次第に増え、黒板の名前が増えていく。

そうするとわからない子に1対1で教えてくれる子がついているような状態になる。

これこそ、『学び合い』の状態だなと感じていた。

 

ただそこから先が問題。

教える人の「飽和状態」になってくる。

教える人>教えられる人 この状態になった時に暇を持て余す子が出てくる

そうなると遊び出す子もちらほら。

その子に何を仕掛けていく必要があるかは考えておく必要がある。

私は発展問題も用意しておいた。

それが適切な方法かはわからない。

そこも課題。

 

 

やってみて思うこと

自分だけでは救えなかった子を子供達が救えている。

そういう姿を見ることは、この『学び合い』をする意義だと思っている。

一方で

・どのような導入の語りが必要なのか。

・より促進していくために教師ができること

・より深く学ぶためにはどんなことを求めたり、プロデュースしたりする必要があるのか。

・これを続けていくとどんな姿になっていくのか。

・算数以外ではどのように実践していくのか。どんな先行実践があるのか。

・カリキュラムマネジメントの力が必要になっていくと思うが、それについても学ばなければ。教科横断的。

・規律とのバランス。他教科や専科では規律が求められる。そことの折り合いはどうつけていく?

・どんな課題の立て方をしたらいいの?

 

 

 

もっと学びたくなる。でも楽しい。

そんなことを今感じている。もっと本にあたってみよう

 

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