小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

板書ってそこが大切か! 書評  栗田正行「わかる『板書』伝わる『話し方』」

栗田先生 通称マロン先生。

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この先生との出会いは、友人からの本の紹介だった。 

仕事も家事も育児もうまくいく!  「働くパパ」の時間術

仕事も家事も育児もうまくいく! 「働くパパ」の時間術

 

 この本はある意味衝撃的な作品だった。

「パパ」「教師」に思いっきりフォーカスが当てられていた本だったから。

自分の求めていたものにドンピシャできた。こういう感覚お分かりだろうか。

 

栗田先生は、出版セミナーに参加されていて、書籍化を実現した。

栗田先生の書籍に触れるたびに 、夢を実現した後を追いたくなる。

あとは行動するかどうか。できてない。

書籍を世に出すことはいつでも私の一つの目標である。

そのための訓練がこのブログと考えている。

 

さて今読んでいる本はこちら。

わかる「板書」 伝わる「話し方」

わかる「板書」 伝わる「話し方」

 

 第一章を読み終えたのでアウトプット

 

私は板書が苦手だ

苦手というか真剣に考えてやって来てなかったのかもしれない

授業後に自分が書いた黒板を見て嫌になることがある

今日は何を学習したのか、ポイントは何だったのか、どんな流れで進めたのか、図や絵などでもっとわかりやすく説明することはできなかったのか。そのジレンマに向き合おうとさえしてこなかった。そのことに気づかされた。

 

企業などでも、ホワイトボードを使ってのミーティングがあったりしてこの「板書」のスキルを活かせることがあるのではないだろうか。とも提案されている。

 

この本には、いろいろなエッセンスが入っているが、

板書のスキルにはCHALKの法則があると書いてあった。

それを紹介していく。

 

Color Headline Account

Look back Kindnessの5つ。

 

Color(色使い) 「踏切効果」

板書の色使いはとても大切です。

白・赤・黄色のチョークがあります。黒板に映える色から並び替えるとどういう順番になりますか?

 

 

正解は

黄→白→赤 となります。

この色ごとに重要度があるということを子供と共有しておきます。

やみくもに色を使うのではなく、意味を持たせることが大切です。

第1位の黄色は、踏切に使われている「黒と黄」という危険や注意を示す色使いに一番近いので、注意を集めます。これぞ踏切効果。

 

Headline(見出し) 子供の心にフックをかける

板書をしていく中で、3つの見出しを重視する必要があります。

①ヘッダー ②チェックポイント ③プラスポイント

です。

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P51より引用

このように板書に、子供達がストップできるポイントを設け、「今この授業ではこれを学習している」ということを確認させていくことが大切。

 

Account(説明) 子供への板書についての説明

「え〜先生、先にいってよ〜」「もうスペースありません」

「プリント貼るのは見開きじゃないといけませんか」

なんてことありませんか?自分ではノートを空けておいてもらうために、余白を作っておいたのだけれど、子供はそうしていなかった。ここに説明の不足があります。

①(上記にも書いた)色の約束 ②スペースの使い方 ③ノートへの写し方 それらを子供と共有しておくことで、分かりやすい板書・分かりやすい授業は構築されていく。 

それらのルールの徹底がされていくことが大切です。

 

Look back(振り返る) ムシとトリ

板書をするときは、丁寧に目の前の字や線を書きます。局所的なものなので「ムシ」

板書をした後は、机の間を回りながら「トリ」の目を持って板書を見ます。そうすると線が曲がっているな、あそこの言葉がおかしいなということに気がつきます。俯瞰してみると気づくことがあるので、そこで振り返ることが大切です。

局所的な視点と俯瞰的な視点、どちらも大切にしていくことが大切。

 

Kindness(気遣い)子供への配慮

例えば、板書が見えているかどうかの気遣い、書いたものを消していいかどうかという気遣い、をすることで子供達は大切にされているということを感じる。

そういう一つ一つの気遣いが、授業の良し悪しを決める。

 

 

これらのCHALKの法則を実践し、子供に分かりやすい板書を心がけること。

と言っても栗田先生は、「熱心な先生ほどもう実践されていることかと思う」と言及されていて、必要な要素だけでも使えるようになるといいと感じた。

 

何の書籍でもそうだが、「知っている」「初めて知った」をしっかりと分けて、後者を自分の中で明確に残しておくことが自分の学びにつながると感じた。

 

何事にも自分なりの理論を持つという、抽象化の思考が、このような書籍を生むことになるんだろうと感じた。

後半部分の伝わる「話し方」の部分にも期待ができる!