小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

小学校教員の人事事情

この時期の小学校の先生の職員室のもっぱらの関心ごとは

 

「来年度何年の担任になるのか」

 

だ。

 

(自治体にもよるが)

多くの公立小学校が、卒業式の後に来年の人事を発表する

だが、その前に内示がある

学校や管理職によってはその前に希望調査がある

 

これも学校や管理職の考え方次第だが、最近の傾向として「持ち上がり」が減ってきているように思う。

「持ち上がり」とは1年→2年や3年→4年、5年→6年というように2年担任のクラスを持ち続けることをいう。

 

大体多いのが、3年と5年でクラス変えをするところだ。だからこのように担任を継続していくことがある。

しかし、最近は毎年クラス変えを行う学校も出てきていると聞く。それもいい。

 

 

 

私も昨日内示があった

 

これが職員内で発表されるのは明後日

 

そして子供達に発表されるのは、新年度の初日

 

そこまで先生たちは黙っていないといけないのだ。

保護者、児童にはもちろんその日まで言うことができない。

 

この約20日間がもどかしい。

世の中の小学校の先生たちはこの気持ちを抱えて、新年度を迎える

この職業ならではのことだろう。

 

そして新年度の始業式の日は、とてもドキドキする。

思い出しただけでも、想像するだけでもドキドキする。

 

 

それから「誰と組むか」ということも結構大事

一緒に学年を組む先生が誰かまだわからない

その人がどんな人なのか、どういう教育哲学を持っている人か、男性か女性か、そういうことによってこの1年が決まると言っても過言ではない

いわば相棒

この相棒に恵まれれば1年間をスムーズに進めることができるし、

この関係がうまくいかなければ、どんなに教室が良くてもストレスの源となる。

 

 

そんなこんなで、この時期の公立小学校の先生たちはそわそわしている(はず)

 

 

【 今日の読書からの学び 19日目 】

岩瀬直樹―エピソードで語る教師力の極意

岩瀬直樹―エピソードで語る教師力の極意

 

岩瀬直樹 教師力の極意 明治図書

 

あっと今に読了。

 

もう、感激。

どうして自分の気持ちをここまで表現してくれるのか。

女子高生が西野カナの歌詞を聴いて同じようなことを思うのだろうけれど

自分はこの本を読んでそれを強く思った。

 

特にここ

ある方にこんなフィードバックをいただきました。

「このクラスは有機農法。豊かな土壌。人間関係。人や学びのリンク土壌があるから、ゆっくり自分の力で育つことができるクラスですね。普通のクラスは促成栽培で肥料を入れて、強引に育ててしまおうという感じです。土壌が豊かだから、自分たちで取捨選択しながら育っていく。適度に無駄があり、破壊と建築を繰り返しながら育って行く感じです。何が聞いているかははっきりはわからないけれど、それが大事なのだと思いました。」 (P108より引用)

 この言葉に出会った時に、もの凄い感動を覚えた。

そうそう、まさにそれ!その感覚!!

自分が感じていた理念や、逆に違和感はこう言った言葉で表されます。

 

昨日の上越市立高志小学校のワークショップ型の校内研修も、大きな収穫だったけれど、この言葉に出会えたことも同じくらいの意味を持つ。

 

また言っちゃうけれど

ああ本を読むって楽しい!本を読んでいてよかった!!

 

たくさんの学びが貰える本でした。

 

そしてこのエピソードシリーズのいいところは

その人の人となりや、これまでの経緯が見える。

そして自分と同じで、失敗もたくさんしていることが見えること。

だけど、どこかで飛び抜けているほどの努力をしていたり、すごく労力をかけているから今の目の前の違いなんだと実感できる。

そういう意味でも、モチベーションとなる本だった。