小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

保育士の現状 処遇改善 【保育園での学び場(bar)】

昨日はしーしーさんからお誘いをいただいて、保育barという保育園で地域の方々と繋がるという新しい場に参加した。

naka24nsuke.hatenablog.com



まちの保育園
代表 松本理寿輝さん

松本 理寿輝インタビュー|挑戦する人々

まちの保育園を知っていますか

まちの保育園を知っていますか

 

 


保育士の現状について色々と教えていただいた。
保育士の役割の社会的な重要性についてのお話をいただいた。その一部をご紹介。


◯保育士の処遇について
保育士の資格を持っている方を10とすると勤めているのは4割程度。
一番の原因は処遇の問題と言われている。
基本給ベースだと、平均所得と月給で11万円ほど差がある。

具体的な処遇を小学校教員と比べた数がある。
世界では100に対して、96%程度と言われている。
日本では61%程度と言われている。
OECD諸国の中では下の方に位置する。
それだけ日本では保育に対する、優先順位が低く、予算を当てていない、つまり「大切にしていない」という現状がある。


0歳〜6歳の教育ってものすごく重要であるというエビデンスが出てきている。

中学校の学業成績についてのあるデータを見たときに関係するのは、
・小学校の時の学習環境
・0〜6歳の生育環境

高校の学業成績
・中学校の時の学習環境
・0〜6歳の生育環境

大学の学業成績
・高校の時の学習環境
・0〜6歳の生育環境

つまり0〜6歳の生育環境は長いスパンで、その子の生育に大きな影響を与える。
Long Time Effect 長い期間での影響を及ぼす。


こういう背景から、保育に対しての見方、保育に対しての社会的な保障を、保育士の処遇改善を通して国が動きだしている。

 

こんな現状があるという話だった。

他にも。

現場の先生からも話を伺ったが、それだけでなく、保育士の認定をする大学のハードルの低さにも原因があるようだ。保育士を養成する大学の教授は、保育現場のことをこれっぽっちも知らない人が、なっているという現状があると。

それ以外にも、賃金を抑えるために短大卒の若い女性の先生を5年ほど雇っては寿退社させるということを繰り返していくという私立の保育園や幼稚園もあると聞いた。思ったよりも根が深い。

 

◯それに対して私たちは何ができるか?
地域のつながりをより密にしていくことで、子供の成長にいい影響を与えることができる。
そのつながりを作るときに子供を軸にコミュニティを結成することが大きな可能性を持っている。子供を介して参画できるコミュニティを作っていくことで、親も大人も参画しやすくなる。
そういう視点を持って地域と関わっていくといい。

 

関連リンク

子どもを真ん中にした社会なら、保育園も幼稚園も要らない! 松本理寿輝さん、青山誠さん、YOSHさんとともに感じた、子どものとなりで大事にしたいこと | greenz.jp | ほしい未来は、つくろう。

 

 

最後の、子供を介してのつながりという点は、自分も親としてすごく腑に落ちた。なるほど。

保育園の現状と、地域のあり方。

今まで聞いていた他人事の問題が少しだけ自分事となった。

新しい視点を得ることができた、場(bar)となった。

 

美味しいサンドイッチも提供され、ごちそうさまでした!