話題になっているこの記事
教員の多忙 授業準備できず(内田良) - Y!ニュース https://t.co/IoUpUSrd7H
— ふたせん (@kesuke03) 2017年10月8日
ブラック部活動で有名な内田先生の記事が大きな反響を呼んでる
いつも楽しく読ませてもらっているお二人のブログでも話題にされてて、その考えに示唆を与えてもらった
僕の考えたことを書く
確かに内田先生の言われるように、圧倒的に時間は足りない。
特に高学年はまるで時間がない。
毎日6時間 放課後も会議 いつ準備をすればいいんだ?と言うほど切羽詰まっている
だけど
だけど
だけど
じゃあ毎日あと30分時間ができたら
先生たちは教材研究をするようになるのか??
先生たちはその分早く帰るようになるのか??
その答えはNOだろう。
例えば、時間が有り余っている夏休みの職員室
忙しい学期中の毎日と違って、ゆったりとした時間が流れる
誰かこの時間に、次の学期の教材研究をしているものがいるだろうか?
僕はほとんど見たことがない。
時間があるときに準備をしていないのに
時間があれば・・・と言うのはただの言い訳に過ぎないのではないか?
結論を言いたいう
僕も含めてほとんどの教員が、授業のプライオリティがとても低い
だから時間を割けない
授業はその日の行き当たりばったりや、今までの経験に基づいたもの。もしくは同じ学年の先生の資料から行なっているもの。
0から作り上げて、オリジナルで、なんて言う授業をしている先生は皆無だろう。
その場凌ぎの授業を作って、うまくいかなかったり、たまにうまくいったり。
だから「授業をどうにかしなくちゃ」とは思っている
だけど自分の中で授業へのプライオリティがあげられない。
だからそれを時間のせいにしている
僕はそう思う。
もちろん内田先生の言われるように、物理的な面は改善して行く必要がある。
先生の健康を維持することは何よりも大切だから。
だけど、それと同時に先生たちの授業改善に火をつける何かをセットで組み込まなくてはいけないと思う。
例えば、教員の評定をつけそのスコアを次年度の採用や人事考課に影響させる。子供や保護者へアンケートをとるなど。
(もちろんたくさんの危惧があるのは百も承知。)
そんなことをこの記事から考えたふたせんでした。
こんなことを考えたのも、一緒に学んでいる友人の授業へのこだわりがすごいから。自分の授業への拘りのなさをまざまざと見せつけられるから。
時間がない人でも、忙しい人でも、授業を一番に、本気に全力でやっている人は間違いなくいる。その人を前にしてこの論旨は通用しないなと思った。