小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

小学校の先生の1日 【教員の勤務の3つの論点3つの提言】

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最近、先生じゃない人に先生の1日を話すことがある

 

そうすると驚かれる

 

昨日はインターンで来ている大学生にこの話をした。

 

僕たちはこの枠組みでやっているのが当たり前なんだけれど

それって実は当たり前ではないことに気がついた。

 

今日はそれについて。

 

以下の表を見てほしい。

 

一般的な小学校の先生と児童の1日の動き。

 

   教師

 児童

 8:15

 勤務開始  登校
 12:15  午前中授業が終わり給食  授業 給食
 13:30〜15:30  授業  授業 
 15:30〜16:15  休憩  いない
 16:15〜17:00   事務作業や打ち合わせ  いない 
 17時頃  退勤時刻  いない
 17時過ぎ  残業  いない

 

3つの論点を皆さんと共有したい。

 

論点①

まず言いたいことは

先生の勤務時刻は朝の8時から夕方の17時まで

ということ。

 

これより前に来ていたり、これより後は全て「残業」。

僕は夕方は早く帰りますが、朝6時に出勤して、2時間分の「残業」をしたりする。

夜の21時まで残る先生もチラホラ。

その先生は4時間の残業。

 

それでいて、残業代は支払われない。

おかしくないか!?

 

論点②

いや、そもそもね。

8時に出勤開始で、8時に子供来ちゃったら何も準備する時間など保証されていない。

 

「教材研究はした方がいいです」

教師になったら誰もがこのことは疑いの余地もないけれど

すればするほど、残業の時間が増えて行くという逆説。

 

これはどうなんだ?

 

上の表を見ると、16:15~17:00は唯一、教材研究や事務仕事などができる所になっているけれど、そこには会議が降ってくることがほとんど。

事務仕事も大量にあって、とても回りきらない。

いつすりゃいいんだ?教材研究。

どうしたらいいんだ?

 

これから外国語も、道徳も新しい教科として入ってきて。

ますます教材研究の時間などなくなってくる。。。どうするんだ。

 

 

論点③

保護者とのやり取りの時間。

 

保護者との連絡をするとき、大体が電話。

その電話が来たり、こちらから電話をするときは、大体時間外。

17時までにつながればいい方で、それ以降になることがほとんど。

 

共働き家庭ともなると、「18時以降にお願いします」なんて言われることも。

 

また面談の時間などの設定も無茶苦茶で19時から面談とかも平気である。

20時に電話がかかってくることだってある。

 

先生っていつでも電話をかければいると思っている人がほとんどだ。

だって先生たちも何時でも電話とるから。

何時でも時間を設定すれば、面談もしてくれるから。

だからいけない。

 

 

 

 

3つの論点を挙げてきた。

私なりにその3つに対しての提言をする。

 

①残業代の支給

②勤務時刻を拡大→基本給のベースアップ

③時間外の電話は自動アナウンスに

 

①残業代の支給

自治体と契約を結んでいる以上、労働に対して残業に対してはコストが支払わなければならない。

歴史のこととか、細かい制度とか、政治的な側面なんかも多いにあるんだろうけれど、残業代が支払われることは教員の権利だろう。

勤務をさせている自治体の義務であろう。

 

 

②勤務時刻を拡大→基本給のベースアップ

勤務時刻は今のままでは到底、箱が小さすぎる。

授業時間も増えるのだから、ますますその傾向は強くなる。

それならば今の勤務体系を見直すべき。

8:15~17:00から

8:00〜17:30にし、45分を捻出する。

そしてその時間を教材研究などにあてられる「学級の時間」を必ず1日のどこかに確保する。

必要がない人は有給をとって帰ればいい。

 

いるのに、仕事をしているのに、勤務じゃないのが問題なのだから、いっそのこと勤務時間を伸ばすしかない。

労働基準法に引っかかる? 1日8時間まで?

そんな悠長なことは言ってられない。だって現にとんでもない時間を働いている人がほとんど。

 

そして勤務時間が伸びるならば給料を挙げなければいけない。

残業代の支給とともに、労働時間を伸ばして行くこともで、枠を大きくして行く必要がある。

 

③時間外の電話は自動アナウンスに

簡潔。

教員が勤務する時間以外は、電話は取らない。

全部自動アナウンス。

「本日の業務は終了しました。また明日の8時から17時の間にお掛けください」

それでいいだろう。

 

電話を取り続ける教師が、自分自身で仕事を増やしているんだ。

もう電話はとるな!!

 

そして電話を取らないことを4月の保護者会で述べる。これだって大事だ。

 

 

ああ気づけば2000文字直前。

熱くなってしまった。

 

やっぱりおかしいんだ、先生の勤務体系。

どうにかして改善したい!!

こうやって発信していかなきゃ誰も知らないだろう。

 

以上、教員の勤務の3つの論点3つの提言でした。

 

あばれるくんも先週、言ってたな。


金曜プレミアム・坂上忍と大激論!2017年10月27日 171027