小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

僕が保護者に学級を開くわけ 【2:6:2の法則】

昨日は学習のまとめ

 

今まで約2ヶ月に渡って、学習してきたことをそれぞれ発表し合う

 

そこに保護者も招待して、一緒に見てもらった。

 

平日の昼間にも関わらず、学年の約半分の保護者が来てくれ、参観してくれた。

1時間半も一緒に発表を見てくれた。

 

感謝。

 

今日は僕の保護者に対する考えを書きたいと思う。

 

 

僕は保護者の信頼を勝ち取ることが、学級経営上かなり重いウェイトで大切だと思っている。

 

それは、保護者の思考が子供に移るから

 

http://makomako108.net/wp-content/uploads/2016/10/school_monster_parent.png

 

かつてこんなことがあった。

 

 

 

転校してしまうことが決定して

その転校の手続きでゴタゴタがあり、保護者と揉めた

そうして保護者には完全信頼を失い、もう何を言っても信じてもらえなかった

つけた成績にも説明を求められた

最後には「もういいです」と電話を切られた。

まあそんなことがあった保護者の子供はというと

 

転校することが決まる前までは

とても素直な子で、誰よりも吸収力があって

クラスの仲間に愛され、僕のことをすごく慕ってくれていた。

 

そんな子が、転校直前に上に書いたような保護者とのトラブルがあってから、すごく居心地が悪そうな表情を日々していた

 

僕としては、保護者との感情をその子にその子にぶつけるのはお門違いと思い、出さないようにはしていた

今まで通りで接していた(つもり)

 

その子は、僕と話をしたり今までみたいに接することに、すごく罪悪感というか違和感を感じているような様子だった

 

それを見て、僕は

「ああ、保護者からなんか言われているんだろうな」

と察することができ、必要のないコミュニケーションを取るのはやめた。

 

子供からしたら、自分の親のいうことはもちろん大きい。

学校の先生なんて他人だ。

僕の言うことを聞いてなんて毛頭言うつもりもない。

 

だけどここで思ったのは

いくら子供の信頼を勝ち得ていても、保護者の信頼がなければ子供は自分のことを懐疑的な目で見る

と言うこと。

 

 

 

学級の子供でも、なんのコミュニティでもそうなんだけれど

2:6:2の法則ってある

 

■ 2-6-2の法則とは?

  • 上位2割
    実績・生産性が高く積極性に優れた優秀なグループ
  • 中位6割
    上位にも下位にも属さない平均的なグループ
  • 下位2割
    実績・生産性が低く積極的に行動しないグループ

平たく言えば、「優秀な人2割」「普通の人6割」「パッとしない人2割」。人々が集団やグループを構成した場合、自然発生的に2対6対2の内訳になるという法則
 

http://netacon.net/neta/368177324.html より引用

 

優秀かどうかではなく

フォローワーとして付いてくる度合いで見た時に

 

熱心にフォローしてくれる人が2割

積極的に行動しない人が2割

どちらにも属さない人が6割

 

保護者にもこれが当てはまると思っていて。

 

どの学級を持っても、すごく熱心にフォローしてくれる人はいるし

どの学級を持っても、何をしてもうんともすんとも言わない人もいる(文句をいってばかりの人も)

 

だから僕はこの2:6:2があることを理解した上で

下位層の2をどうにかするようにするのではなく

 

上位の2と

中位の6をどうにか、自分のところに引き寄せられるようにすることを意識している。

 

つまり、8:2の状況を作っていくことが学級経営上大切だろうと考えている。

(変な話、7:3、6:4でもいい。)

 

そのために学級通信も出すし

日々コメントのやり取りもする。

保護者対応も昔よりも丁寧にするようになった。

街中であっても自分から声をかけるようにしている。

昨日のような授業の公開も進んでしていく。

 

とにかく保護者に開いていく。

それが僕のスタンスだ。

 

 

そんなことを考えた水曜日の朝だった。

 

 

 

余談だけれど

上記のページを見ていて、なるほどと思ったのだけれど

例えば、2:6:2の下位の2を排除したとしても、またその2と6の中で2:6:2の法則が適用され、新たな下位部層が生まれるということ

一般的に働き者の印象が強いアリ。

でも実際には、2割程度のアリはフラフラと遊んでいると言います。

そこで、この怠け者のアリを集団から排除してみると、怠け者不在で全員がせっせと働くものかと思いきや、しばらくすると、残ったアリのやはり2割程度がさぼり始めると言われています。

逆に、文字通り働いている上位2割の働きアリだけをかき集めて、1つのスーパー集団を作ってみます。それこそ、すごい勢いで仕事をしそうなものですが、やはり時間とともに2-6-2が形成され、一部が怠け者に変身するそうです。


身近な例で例えてみると…

  • 金持ちの球団やクラブチームが、金にモノを言わせてスーパーチームを結成。でも優勝できない。
  • スター選手を引き抜かれたチームから、新たなスター選手が芽を出す。

アリも人間も同じ。と「2-6-2の法則」は説いているわけです。

上記と同じサイトより引用 

 

教室だって職員室だって一緒だなあきっと。