小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

作家の時間にチャレンジ! 【実践のミニまとめ】

今年度、作家の時間<ライティングワークショップ>の実践にチャレンジした

 

きっかけは、同じ2年生の担任、ママさんひわさんのブログ

 

hiwahiwa3.hatenablog.com

 

ずっと興味はあったものの、取り組めずにいたワークショップ。

 

今年、いざチャレンジ!

 

僕はまず 実践→インプット という流れ

 

まずはやってみないとわからない人だからとりあえずやってみる

ひわさんのブログを見て「こんな感じかな」で始める

 

岩瀬さんが本で書かれていた好きな言葉

「思考より試行」

というのが僕も大好きな言葉だ

 

「Learning by Doing」

フィンランド教育で大切にされている言葉だと最近聞いたけれど、これも大好きな言葉だ。

 

とにかく実践。

 

<全8時間計画>

1 教科書に沿ってお話の核を作る。 登場人物とお話の流れをノートに書き出す

2〜7 ひたすらに書く

8 互いの作品をひたすらに読んで感想を寄せ合う

  ファンレターを書き合う時間

 

このようにして行った

 

指導したこと・約束事はこんな感じに考えた

・はじめ・中・終わりに分けて書いていく

・完成!と思ったら3人以上に読んでもらう

・挿絵など描けるように小さい紙を用意

・そのあと、画用紙に絵本貼りをして完成

・出版できたものは本棚に置く

 

・1冊完成したら、2冊目にチャレンジOK

・2冊目以降にチャレンジする場合は、物語に限定しない。

 ノンフィクション、詩、攻略本(身の回りのこと)

 説明書、図鑑、ズポーツライター、怖い話など

 

 長編、短編どちらでもいい。などなど紹介しながら話をした。

 

実践しての子供の姿

まあハマるハマる。書くことにハマりだす。

自分の思いがコップから溢れる水のように溢れてきて、どんどん書き出す。

書くことへの意欲はとてつもなく高まると思う。

 

僕も作文書くのって好きじゃなかった。

だって

・何書いていいかわからない

・先生にいっぱい直される、なんども直される

・「完成」することが目的になっている

・先生に見てもらうのに長蛇の列

・読み手は先生だけ。

・忘れた頃に帰ってくる。

 

そんなことばかりで嫌いだ作文は。

それを先生になっても同じようなことをやってきていた。

僕と同じような作文嫌いなこを再生産する指導をしていた。

「作文を書きます!」→「え〜」はいつも。

 

そんな姿はなく、

「今日は作家の時間!?先生!」

「大好き!作家の時間。」

という声も多く、特に説明もなく、どんどんどんどん書き進めていく子供たちにひたすらに感心していた。

 

1冊の長編を7時間かけて書く子もいたし(間に合わない子も)

3冊書き上げた子もいた。

 

最後の時間には互いの作品に感想を寄せ合い、付箋でファンレターを送りあった。

1時間が終わると自分の出した本に10枚前後のレターが。

それを見て喜んでいる子供達の姿が印象的だった。

 

最後にこの作家の時間を振り返ってみて、振り返りジャーナルを書いた

一部を紹介

 

私はお話を書いたりするのがあんまり好きじゃなかったけど作家の時間が始まったらすごいかくのが楽しくなりました。みんなが書いたのもすごく面白かったです。もっとたくさんどんどん本が書きたいと思います。

 

作家の時間、考えるの難しかったけど、今日みんなに感想書いてもらって頑張ったかいがあったなと思いました。いつも感想嬉しかったです。私が書いた感想も喜んでもらえるといいです。

 

こうして集中してやるのは久しぶりなのでよかったです。

 

私の本には7人の人が感想を書いてくれました。そのうちの2人はうれしいことを書いてくれていました。1人目はAさんです。何を書いてくれたはというと「主人公はとても優しくてまるで、あなたみたいだよ」と書いてくれました。2人ではBさんです。「このお話のシリーズ作ってよ!」二人ともにお礼を言いたいです。とてもうれしい気持ちになりました。

 

とても楽しかったです。みんな心がぽかぽかしてとても嬉しかったです。もうこのクラス最高!みんなありがとう♡

 

こういう気持ちを子供が味わえたことはよかったなと思い、やっぱり先生が読んでいるだけの作文じゃあこんなことが起きないと思いました。

 

並行でインプット 

作家の時間―「書く」ことが好きになる教え方・学び方(実践編) (シリーズ・ワークショップで学ぶ)

作家の時間―「書く」ことが好きになる教え方・学び方(実践編) (シリーズ・ワークショップで学ぶ)

 

 

実践をやりながら読むとまあ読書が進む進む。

読書ぎらいな僕でも読む手が進んでいきます。

 

ここからいくつも学んだことがあります。3つ紹介

 

①1時間の授業の流れ

 ⑴ミニレッスン (5〜10分)

 ⑵とにかく書く&カンファランス (30分)

 ⑶共有の時間 (5分)

 

ん〜⑴のミニレッスンぽいことはやっていたけれど、⑶はやっていなかったかも。単元まとめて最後に共有って感じになったかな。

 

②ミニレッスンとは

作家の時間の進め方を知ったり、絵本を使って本の書き方を学んだりする時間。

ただ、いつもの作文指導にあるように「すぐ」適用することをあまり求めない方がいい。この本の好きな一節にこう書いてある。

ミニレッスンでしたことが、子供たちがいつか作品を書くときに活かせるように、教師は温かい目で見守りましょう。そのためには十分な書く時間が必要となります。ですからミニレッスンは5分〜10分という短い時間では終わらせるようにします。

 

僕はこの「いつか」が大切だなと思っていて。

 

普段の作文の指導って、言ったことがすぐに反映されてないと指導をするんだけれど、それがその子にとって響くかどうかってその時々。

僕ら大人だって、管理職に言われたことがすぐ自分の中に入って、行動に移る時もあれば、全然響かずに何も変わらない時だってあるでしょう。

だから「いつか」活かせる日がくればいいというスタンスで待つことが大切。

時間をかけずに身につけたことは、すぐに自分から離れていくけれど、時間をかけて身についたことは自分から離れない。

 

「すぐに」を強制しない。これ大切にしたい。

 

ミニレッスンの具体的な内容は、超詳しく書いてあるからこの本をみるといい。

 

 

③カンファランスとは

自分の作品を誰かに読んでもらい、一緒に作品を良くしていくための話し合いを行うこと

と定義されている。

 

その相手は先生でも友達でもいい。保護者でもいい。

 

教師の役割は以下のように書かれている。

教師は教えるやらされるという子供との関係を出し、教師は共感者であり、良きアドバイザーであり、勇気づける人としての役割を担います。

 

提出された作品の悪いところを赤ペンで指摘して、修正や校正を子供たちに行わせるといった作文指導とは根本的に異なります。 

 

 また以下も大切にしたいこと。

カンファレンスの基本はです。中略

必要なスキルは伝えますが、そこには強制はなく、選択をし、決定するのは子供たちです。

 

そういうスタンスで教師がこの時間に臨むことが大切と読み取った。 

 

他にも、作家ノートを作ること、出版までの工程なども詳しく書いてある。

 

一番のモヤモヤ

この実践をしていて、し終わって一番のモヤモヤはこれ。

 

教師の評価

 

今回の実践で僕はあまり介入することなく、個別なカンファランスも多くしてこなかったから、そこは改善した方が良さそう。

 

でもどこまで入っていくべきなんだろうか。赤ペンを入れることが正しいのか。どうしていくことが、僕の伝えたいメッセージに一番近いのだろうか迷った。

 

そうずっと思っていたし、昨日のあすこまさんの、このツイートを見てもそれを新たにした。

 

 

 

 

ああまさに自分じゃん!と思ってドキリ!

 

そこまで詳しく見ていたわけじゃなかったし、子供同士で間違いや直す箇所が見つけられることを賞賛してた。

もっと自分にもできることがあったのかもしれないなとも感じた。

 

 

かいつまんで書いて見たけれど、長くなってしまった。

 

まあとにかくこれから週1は続けていこうと思っていて。

そこから生まれる作品を楽しめるような時間をまた設けていこう。

 

 

あと、共有の時間ももっと取っていかなければ。

 

よし今日も頑張るか!