小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

小学校教員、元ラガーマン。娘2人の父のふたせんが、朝3時に子供の育ちや自己の成長を記すブログ。自分を成長させたい。

恵方巻きの廃棄は許せる?仕方ない? 【二項対立型 道徳 やってみました】

道徳の授業って大の苦手

 

 

何していいのか未だにわからない

それっぽい道徳はやってきたことあるけれど

これぞ!みたいなのって知らなかった

 

そんな僕に一筋の光が!

onigiripapa1031.hatenablog.com

 

モラルジレンマはなんども聞いたことがありましたが。

これはなかったので 

早速昨日やってみました!!

 

 

 

教材は

恵方巻き!

ちなみに担当は2年生です。

 

きっかけは2つ

①節分終わったばかりの月曜日

②リディラバさんのこの記事

journal.ridilover.jp

 

こういうタイミングでこの教材を思いつくんだから、本当かけあわせ。

 

 

まず恵方巻きの実態や良さを紹介

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恵方巻きは今や国民食

一昨年の調査では。63%の人が食べたと言われていて

その9割が家庭で食べたと言われている。

家族の年中行事には欠かせないアイテムとなってきている

 

一方

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毎年数万トンという量の恵方巻きが大量にあまり捨てられている。

 

 

ここで問う。

(まんまおにぎりパパさんのブログからパクって)

あなたは、恵方巻きを捨てるのを「ゆるせない」と思いますか。「しかたない」と思いますか。

 

名前のマグネットを貼らせ、意思を表明

2人ずつ「許せない派」「仕方ない派」の意見を聞いて行く

合間での移動は自由

 

最後に

振り返りジャーナルに自分の考えを書かせて終わり

 

こういう流れで行った

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その後の振り返りジャーナルを放課後に見てとても興味深かった。

 

私は絶対に許せません。きゅうり、のり、卵、お刺身などの材料がせっかく生きていたのに、農家さんが何ヶ月も育ててくれたのにとてももったいないと思います。

(中略)

なんで量を考えずそんな作るのか?やっぱりもったいないなと思いました。ちゃんと残さず食べたいです。

 

マグロの命やノリやきゅうり、一生懸命育ててくれたのに多く作ったせいで売り残っちゃった。

自分たちが買うと決めたのに捨てるのは許さないけど、仕方がない気持ちもちょっとある。

何年も何年も作っていて残るのがわかるのに、普通に多く作っているのが許せない。植物の気持ちがわからないで多く作っている。 

 

もうこんなのどう考えてもおかしいだろ。だってストの中には何十何万という命が入っていて。人形命をもらうという気持ちがなさすぎる。だから何千何万も命を捨てているんだよ

中略 

(次の日に売って)5人食べてくれただけで少しは命が助かるかもしれないのにそれなのにすぐ捨てるってのおかしすぎるだろ。

 

僕は仕方ないと思います。どうしてかというと人気なとしまったりしたかもしれないからです。落ち着くったらこの年寄りなかったのかもしれないし張り切りすぎちゃったのかもしれないので仕方ないと思います。余ったら自分たちで食べればいいけど、賞味期限が近かったりするので食べられないからしょうがないと思います。

でもできるだけ残菜の数を減らしたいです。 

 

私は半分半分です。

改行育ててくれた人に対しても生きていた生き物に対しても今悲しい思いをしているということを分かってない人がいてそこが許せない理由です。

みんなもしかしたらその日のことをまだ知らないかもしれないからです。来年はなるべく捨てないようにしたいです 

 

 

これらを見て、なんだこの2年生たちは・・・・って感じでした。

よっぽど本質を付いているというか。

 

無意味に量を作りすぎている大人たちへの警鐘を鳴らしている子供達の違和感。

それは暗にでも伝わっているんだな。

 

いつしかそれが「当たり前」になってしまうのかもしれないんだけれど。

でも心の奥底ではそれがまだ生きていて。

 

僕が一番、考えさせられる道徳でした。

 

 

また多くを学ばせてもらいました。

おにぎりパパさんから

子供達から。

ありがとうございました。